単位 その1 (長さ) |
昭和34年にメートル法が施行されるまで、日本では尺貫法(長さに尺(しゃく)、
重さに貫(かん)、体積に升(しょう)を基本とする度量衡法)が使われていました。
尺や坪が人間の体のサイズ、歩く歩数などから作ったのに対し、
メートルは地球の大きさから割り出した単位です。
地球の周囲の長さの1/4000万を1メートルと定め、
その1/100を1センチメートル、1センチメートルの立方体の体積を1ccと定めました。 |
長さの単位
世界・日本で古くから使われ、現在でも建築・不動産業界で使われている長さの単位を紹介します。
基本的に人間の体の寸法を覚えていると長さが知りたい時役立ちます。
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図 1

図 2 |





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<さしがねについて>
曲尺(さしがね)は中国より日本に伝わってきました。
曲尺は図面を描くとき、
木材を切出す時の墨付け作業から、
長さの確認や直角の確認にも使われます。
またルート計算まですることができます。
曲尺はものさしと計算機と製図器を兼ね備えたものといえます。 |
※参考文献 : 「単位もの知り帳」 小泉袈裟勝著 彰国サイエンス |
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